星に願う君を。
「あー、単刀直入にいうとね~」


わざわざ溜めるので思わず息をのんで少し待つと


「君を私の相棒に任命します!」

「…は?」


理解が追い付かない。

相棒?

何を言っているのか。

そもそもさっき知り合ったばっかりだぞ?


「なんで…?」

「ん~。」


彼女は少し悩むふりをする。

急にいうものだから何かしらの理由があるのだと思っていたが、悩むの…?


「…えっと~、ないの?」

「見つけたから…?」

「見つけた?」

なにを?

俺を?

なんで?

いやいや初対面の俺を彼女が探すわけない。

…?いや、彼女は俺の名前を知っていた。


「…俺を、探してた?」

「ん?ん~、まぁ、そうともいう?」


彼女はそういって軽く笑う。

そうしてまた彼女は言う。


「私の相棒になってよ。白鷲翔くん。」


彼女の目的、俺を探していた理由。

何もわからないし、そもそも俺は彼女をしらない。



それでも、怖いもの知らずとでもいうのだろうか。

それとも好奇心?


俺は彼女が気になった。

だから、


「いいよ、俺は今日から天河詩織さんの相棒だ。」
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