星に願う君を
第二章
次に会うのは、土曜日となった。

と、言うのもあの後


「これ、私の連絡先ね。」

「あ、はい。」


差し出されたスマホの連絡先を読み取る。何をするとかの説明全部後回しなんだ。何よりも先に連絡先か。読み取った後、説明が来るかと思ったら…。


「んーっと、細かいことは連絡するね?」


と、言われてしまった。


「え、あ…わかった。」


今じゃないの?という疑問を持たなくもないけど、なんとなく流されて返事してしまった。


「じゃあ…とりあえず今週の土曜日!空いてる?」


そんな唐突な。土曜日…明後日じゃん。明後日…あ、空いてるな。


「空いてる、けど…。」

「やった。じゃあ土曜日の十時、○○駅集合ね!」


有無なんて言わせない、決定事項のように言い切られてしまった。仕方ない。相棒になるって言ってしまったし。


「わかった。」

「交通費と、スマホ!忘れないでねー。じゃあ、また明日。」

「え、ちょ…。」


パッと現れて、そのまま言いたいことを言ったら颯爽と帰って行ってしまった。


「自由な人…。」


ていうか、ああいうってことは行きたいところでもあるのかな?…これ俺が断ってたらどうするつもりだったんだろう。
っていうか、


「明日、休み…。」

「翔ー。帰ろ。」

「あ、うん。」


はぁ、優也は今までどこいたんだよ。俺の周りには自由な人が多いのかも…。
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