この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

「でも、あの時……カナル・グランデで君を見た時」

どこか遠くを見つめた郁人は、何かを思い出しているかのようだ。

「フッ」と優しい笑みを見せると、心音を見る郁人。

「一目見て、好きにならずにはいられなかった」

弓で射られたように、その言葉が胸に刺さる。

「……それって、つまり、一目惚れ……ってことですか」

心音の問いに、郁人は少し恥ずかしそうにしながら頷く。

(そんな運命的なものを、私に感じてくれていたの)

胸に響く一目惚れという言葉。

宝石のような黒い瞳と見つめ合っていると、心音はふとあることを疑問に思った。

(……カナル・グランデ?私が郁人さんと出会ったのは、レストランだったはず……)
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