この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
値札を見てみると、少し予算をオーバーしていた。
(可愛いけど、諦めるしかないか)
そう肩を落として着替えようと思っている時、ふと、こないだの嬉しそうな郁人の顔を思い出した。
着飾った自分を見て、喜んでくれた郁人。
またあの笑みを見たい。
せっかくの創立記念パーティー、ここで妥協をしてどうすル。
お金はボーナス貯金から少し足せばいい。
「すいません、これ下さい」
試着室のカーテンを開けた心音は店員にそう声をかけた。