この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
「私も、とても幸せでした」
心音の言葉に、郁人は柔らかな笑みを見せる。
「心音さん、君は自分が思っている以上にとても素敵な女性だ。今すぐ抱いてしまいたいほどに」
「私が……?」
「分かりませんか?」
「……はい」
自信なさげに小さくそう言った心音。
「なら、俺が分からせてあげます」
そう言い、立ち上がる郁人。
両手で頬を包まれたかと思えば、唇を奪われた。
「んっ……!」
そのまま心音はベッドの上に倒され、郁人は息継ぎも与えぬまま、キスを繰り返す。
「んっ……っ……」
心音はわずかな隙間からなんとか酸素を吸おうとするが、そうしようものなら舌を入れられ、すぐに塞がれる。
(息が、上手くできないっ……)
苦しくなって郁人の胸を叩くが、両手をベッドに押さえつけられる。
何度かキスを繰り返した後、ようやく唇が離され、心音は酸素を吸えた。
「はっ……はっ……はぁっ」
優しく頭を撫でられ見上げると、郁人は余裕なさげな顔をしていた。
熱い眼差しが、心音を逃さまいと捉えている。
「君が魅力的だから、俺をこうさせるんだ」
そう言うと、郁人は荒くなった呼吸を整えるように上体を起こし、ベッドに腰掛ける。