この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

「まいったな……」

そう言い困ったように俯く郁人。

(あれ……失敗だった?)

予想していなかった反応に、不安になる心音。

すると、郁人は嬉しそうに笑うと、心音を引き寄せ抱きしめた。

「俺はとても幸せな男だ」

立ち上がった郁人は、引き出しからジュエリーケースを取り出す。

ケースを開くと、ダイヤモンがあしらわれたあの指輪があった。

ケースから指輪を外すと、郁人は跪き心音の左手を取る。

薬指にはめられる指輪に、心音は息を飲んだ。

「すごく綺麗……」

ダイヤモンドは、今まで見たどの宝石よりも輝いて見えた。

郁人への想いと、幸せで感極まって、言葉が出ない。

しばらく見つめ合うと、心音は自分から唇を重ねた。

唇を離し目を開けると、郁人は少し驚いた顔をしていたが、すぐに笑みを浮かべた。

「もっとしてください」

甘い笑みを向けながらそう言われ、心音はドッキする。
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