この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
「おはよう。よく眠れた?」
郁人の声に、心音は何度か瞬きをすると目を見開いた。
「い、郁人さん……!」
心音はバッと勢いよく郁人から離れる。
「ど、どうして同じベッドに……!?あっ、そっか昨日……」
昨日の出来事を鮮明に思い出したのか、心音は顔を赤くして、布団を被り隠れる。
可愛いなと思いながら、郁人は少し意地悪をしてみることにした。
体を背け、ベッドに寝転んだ心音にそっと近づき、耳元で囁く。
「心音さん、昨日もとても素敵な夜でした。心音さんの甘く乱れた姿、また何度でも見たいです」
カーッと耳まで真っ赤になる心音。
郁人は「フッ」と笑うと、心音を後ろから抱きしめた。
「俺は朝ごはんの準備をします。身体が辛いだろうし、心音さんはまだゆっくりしてて」
そう言うと、郁人はベッドから降り、部屋着のローブを着ると、キッチンへ向かった。