この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
朝ごはんを食べ終えリビングに戻ると、そこには女性用の洋服がかけられたハンガーラックが並べられてた。
(いつの間に)
「好きなのを選んでください。心音さんに似合いそうな服を俺が選んでおきました」
「ありがたいですけど、流石にこんな高価そうな服を二度も贈っていただくのは……」
「でも、何か選ばないと出社できませんよ」
そう言い、郁人は心音を一瞥する。
上下スエット姿の心音。
郁人の言う通り、さすがにこの姿で出社することはできない。
こんな姿を見せたら、余計に安藤と松下のことを心配させてしまうかもしれない。
「じゃあ、お言葉に甘えて……」
ハンガーラックにかけられている洋服に手を伸ばす。
「俺はシャワーを浴びてきます」
そう言うと、郁人はシャワールームに入っていく。
(いっぱいありすぎて選べないな)
センスの良い郁人が選んでくれたものだから、何を着ても変ではないだろうが。
ワンピースの洋服が多い中で、一つだけパンツスタイルのが服があった。
いつもはスカートが多いから、たまにはパンツもいいかもしれない。