この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました



迎えに来た進藤の運転で実家に行くと、そこには予想もしていなかった光景があった。

「こんばんは、郁人くん」
「西宮社長……どうしてこちらに」

郁人は驚いた。

食事の席に座っていたのは、リゾートチェーン西宮の代表取締役社長、西宮健二だった。

そしてその隣には、娘の西宮芹奈がいた。

郁人は頭を捻った。

(一体、どういうことなんだ?)

会社のことで大切な話があるからと満から再度連絡があり、心音とのデートを切り上げ来てみればまるで見合いのような場がセッテングされていた。

「お祖父様、これは一体どういうことですか?」
「まあまあ、座りなさい郁人」

訝しげにする郁人に、満は宥めるようにそう言う。

使用人に椅子を引かれ、郁人は満の隣に腰を下ろした。
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