この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

「お祖父様がご心配される理由は分かっています。もう一度、同じことが起こるのではないかと、恐れているのですよね」

郁人のその言葉に、満は伏せていた視線を上げ、郁人を見る。

「そこまで分かっているなら、なぜその娘を選ぶ」
「愛しているからです。心から、彼女を愛している」

自分がこれほどまでに誰かを愛するとは思いもしなかった。

「幼くして両親失って、お祖父様に愛されて育ちながらも、心のどこかはいつも寂しかった。寂しさを埋めるように仕事に没頭しましたが、ずっと暗闇の中を彷徨っているかのようでした」

もう一生、このままなのかもしれない。

そう思っていた。

「だけど、彼女と出会って、やっと暗闇の中から出られた。彼女は俺の唯一の光なんです。それを奪わないでください」

心音なしでは生きていけない。

心音は郁人の全てだ。
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