この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
「俺は諦めません。何があっても、君と一緒にいられる未来を掴んでみせる」
そっと心音の手を取ると、郁人は自分の胸にあてた。
切なげに揺れ続ける郁人の瞳。
宝石のような黒い瞳が、心音を失いたくないと懇願している。
「ここがあなたのいるべき場所です。これからもずっと……いいですね?」
郁人の問いに、心音は頷いた。
引き寄せられ、その腕の中に包まれて強く思った。
やっぱり、この人を愛していると。
ベッドに横になると、郁人はすぐに眠りについた。
愛おしい寝顔を見つめているとサイドテーブルに置いてあった携帯が鳴った。
画面に表示されたのは知らない番号だった。
心音は不思議に思いながらも電話に出た。
『もしもし……?』