この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
愛しているからこそ……
仕事終わり、指定されたカフェに行くと、そこにはすでに待ち合わせた人物がいた。
窓辺の席に座り、自分を待っている。
今までにないくらいに、緊張で胸が騒がしい。
(大丈夫。大丈夫よ……)
心音は大きく深呼吸をすると、その人物の前に歩み出た。
「こんにちは」
言いながら会釈をすると、椅子に座っていた満は心音を見据える。
「天野心音さんだね」
「はい」
「どうぞかけて」
「失礼します」
心音は満の正面の椅子に腰を下ろす。
「何を飲みますか」
メニュー表を渡され、心音はお礼を言い受け取る。
「コーヒーをお願いします」
店員にそう言うと、店員を頷き席を離れる。