この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
足早に公園を出ると家路を急いだ。
歩道を歩いていると、涙が溢れてきた。
必死に両手で振り払うが止まらない。
すれ違う人達は何事かと心音を見る。
「っ……くっうう」
涙で視界がいっぱいになって、前が見えなかった。
胸が痛んで、歩けなくなった。
立っていられず、心音はその場にしゃがみ込んだ。
傷つくことになると分かってあの言葉を口にした。
だが、こんなにも胸が痛くなるとは思わなかった。
(郁人さんは、私以上に胸が苦しいはず……)
それを分かっていてあの言葉を口にしたことが何よりも辛かった。
見上げた空には、皮肉にも星が輝いてた。