この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

「言ったはずです。彼女は俺の唯一の光だと。それを俺から奪うというのなら……」

郁人はスーツに着けていた役員バッチを外すと、テーブルの上に置いた。

「何をするつもりだ」
「勘当でもなんでも好きにしてください」
「本気なのか……?あの娘のために、お前は全てを捨てるというのか?」
「この世に、彼女以上に大切なものなどありません」

心音の存在に変えられるものなどこの世に何もない。

地位も権力も財力も、彼女のためなら失うことなど惜しくない。

満は険しい顔をして深く考え込む。

やがて、大きなため息をついた。

「分かった。今からいうことを成し遂げられれば、お前達の結婚を認めよう」

満の言葉に、郁人は耳を傾けた。

「……異論はありませんね?」

郁人の問いに、満は確かに頷いた。
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