この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
郁人は心音の左手を取ると、薬指にはめた。
「これって……つまり」
頷く郁人。
「結婚しよう、心音。もう二度と君を離さない」
何度も頭の中で思い描いた。
彼と共に生きられる日を。
そして今、やっとその時が訪れた。
「……うんっ」
心音が涙を振り払い笑顔で返事をすると、周りから拍手が起こる。
中には口笛を吹いて祝ってくれる人もいた。
郁人が心音を抱き上げると、頬を寄せ合う。
「愛している」
「私も、郁人さん愛している」
幸せてなんて言葉では言い表せないほどに、胸をいっぱいにするこの気持ち。
もう絶対に離れない。
これから先、何十年と時が経っても、死がふたりを分つとしても、彼を愛する。
温かな拍手に包まれて重なる唇。
二人は永遠の愛を誓ったのだ。
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