この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

「お待たせしました」
「い、いえ、私もついさっき来たところなので」

(郁人さんって、やっぱりかっこいい……)

昨日の郁人も素敵だったが、今日の郁人はもっと素敵に思えた。

「行きましょうか」
「その前にこれを」

そう言い、郁人は後ろで組んでいた手から花束を出す。

「えっ、可愛い……!」

ピンクの薔薇とピンクと白のトルコ桔梗のとても可愛らしい花束だった。

「心音さんをイメージして、作ってもらいました」
「すごく素敵です」

花束を受け取り、顔を近づけると、優雅で爽やかな香りがした。

「いただいていいんですか?」
「もちろん。プレゼントですから」
「ありがとうございます。とっても嬉しいです」

笑顔でお礼を言う心音に、郁人は優しい微笑みを浮かべた。
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