この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

心臓をドキドキさせながら、通り過ぎていく郁人の背中を見ていると、触れられた手に違和感を感じる。

手を広げると、小さく折り畳められたメモ用紙があった。

今夜、食事に行きませんか?

メモ用紙にはそう書かれていた。

その下には、郁人のものと思われる携帯番号も書かれている。

「どうしたんですか?」

横から安藤と松下に覗き込まれて、心音は慌ててメモ用紙を畳んで手の中に隠した。

「なんでもありません!行きましょう」

そう言い、心音は歩き出す。

松下と安藤は不思議そうに顔を見合わせると、心音の後を追った。
< 70 / 224 >

この作品をシェア

pagetop