この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

車を降りる郁人に、心音も後に続く。

お店に入ると、若い女性の店員が郁人に気づき近づいてくる。

「白金様、ようこそお越しくださいました」

にこやかな笑みを浮かべ、郁人に向かって丁寧に一礼する女性店員。

奥にいた他の店員達も足早に集まると、女性店員の後ろに並び、同じように丁寧な一礼をする。

「今季の新作の商品を全て見せて下さい」
「かしこまりました」

女性店員は心音を一瞥すると、再び丁寧な一礼をし、他の店員と奥に消えていく。

ブラウンと白で統一された店内は、シックで高級感がある。

初めて入ったハイブランドショップに心音はそわそわして、肩にかけていたバッグをの紐を握り締める。

辺りを見回していると、ショーケースの中に大きなダイヤモンドがあしらわれたジュエリーがあるのを見つける。

心音は吸い寄せられるようにゆっくりとショーケースに近づくと、背中を丸めネックレスに見入る。
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