この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

郁人の指示に、女性店員は花のようにふんわりとした、膝丈の白いフレンチワンピースを持ってくる。

試着室で着替えて出てきた心音を見ると、郁人は目を見開き黙り込んだ。

「……どう、ですか?」

何も言わない郁人に、心音は控えめに聞く。

(これも変だったのかな……)

すると、郁人はソファから立ち上がると、心音の前にやって来る。

下から上まで隅々見られ、心音は恥ずかしくて視線を彷徨わせる。

「すごく素敵だ」

宝石のような瞳が、輝きを増しながら左右に揺れ見つめてくる。

郁人のストレートな褒め言葉に、心音は恥ずかしくて黙って俯く。

「では、こちらでご用意させていただきますね」

女性店員はそう言うと、ハンガーラックにかけられた洋服を他の店員に片付けさせる。

「心音さん、足のサイズは二十三センチですか?」
「はい。そうですけど……」

(どうして私の足のサイズなんて聞くの??)

郁人は一足の白いハイヒールを手に取ると、女性店員に渡す。
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