この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
心音が女性店員に言われ、ソファに座ったところだった。
他の店員が慌てた様子でこちらにやって来たのは。
二人は郁人と心音に聞こえないように小さな声で話す。
その表情は困惑してる。
何やらトラブルがあったようだ。
「行っていい」
郁人がそう言うと、女性店員は申し訳なさそうに一礼すると、バックヤードに消えていく。
心音が試着用のパンプスを脱ぎ、ハイヒールに履き替えようとすると、郁人が心音の前に跪いた。
「郁人さん?」
郁人が心音の足に触れ、心音は思わず足を引っ込ませた。
「自分でできます」
「やりたいんだ。俺にさせて」
笑みを浮かべ見上げながらそう言われ、心音はドキッとする。
郁人は心音の足首に片手を添えるようにして、そっと持ち上げる。
心音の心臓は急速に鼓動を速めた。