転生者公爵令嬢は王太子相手に商売で無双する。王太子妃なんかお断りイケメン執事の方が好みです
この蒸気機関車の事業の膨大な経済効果で、メロウ公爵家は王家よりハムネイ伯爵を叙爵しその領地ハムネイ領を賜った。

その爵位と領地はエドガーが継いでハムネイ伯爵となり、領地経営もエドガーの責任となった。

ハムネイ領は北の寒冷地にあり雪の多い所であった。

だから王家も気前よくこんな大きな領地を付けてくれたのだろうと思われたが、メロウ公爵家にはジュリエッタがいるのだ。

勿論汽車はメロウ領を経由してハムネイ領まで行くように線路をつなげた。

ジュリエッタはそこに沸く温泉に目を付けて、各部屋露天ぶろ付きの高級温泉宿や庶民も手の出しやすい価格の温泉宿も作った。

冬の雪遊びも考えだして一大温泉地として観光の目玉にしたのだ。

そして夏には避暑地としてキャンプ場やコテージ村を作った。

ラベンダー畑やバラ園も作られそこでは花を楽しむと同時に自分自身の香水やアロマオイルやバスボムが自分で作れるそんなショップもできた。

女性には大人気だ。

そしてそれらは王都のメロウ家のふるさと村でも販売された。

転生令嬢ジュリエッタの発想は一つの事から枝分かれするようにどんどん枯れることなく増えていった。

メロウ家はトーマスセントレアーナ公爵とその妻ジュリエッタの次代に大きく発展した。

その財も栄華も損なうことなくその後何代にも続いていった。メロウ公爵家は筆頭公爵家として王家も一目置く名門公爵家となったのだ。

ジュリエッタとトスは2男2女を授かりいつまでも仲睦まじく人生を丁寧に生きた。

王太子殿下は当初5年後と言われていた戴冠を2年延ばしてメアリー妃と共に国中を汽車で回って旅行を楽しみブランブルーでの滞在をジュリエッタ達と共に楽しんだ。

メロウ家の長男と王太子殿下の長女が恋に落ちのちにメロウ家に降嫁してきた。

ついにメロウ家は王家と親せきになったのだった。

王太子殿下はその時には国王となっていたが、ジュリエッタを娶ることは叶わなかったが、自分の娘がメロウを名乗ることに大満足だったようだ。

そして国王の長男次の王太子の側近にメロウ家の次男が選ばれた。

二人は同じ年で幼馴染で親友でもあった。

のちにはこの二人は王と宰相として次の世代を賢く豊かに栄えさせてシュバイツァー王国を基盤をゆるぎないものとした。


メロウ家の家訓は
:贅沢をするべからず。
:助けてくれる人々の為にお金を使え、従業員は宝なり。
:必要な所には惜しみなくつぎ込め。
というもので何代にもわたってこの家訓は守られていったのだった。

         完
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