双葉に咲いた、ニセモノ双子。
涙を拭いながら、大樹の方へ向く。


たいじゅには、せいれいさんがいて……

おねがいを、かなえてくれるってっ。


小さな希望、それを目指して走り出す。


すぐに疲れてしまった。

息も切れて、苦しくて。

涙のせいで、前も見えない。

足が痛い。

何度も足がもつれて転んだ。


だけど、大樹の元に行けばきっと精霊さんが助けてくれる。

そんな幻想を抱いて必死に走った。









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