双葉に咲いた、ニセモノ双子。
さっそくつけて見せ合いっこをしながら、黒瀬の方を向く。

相変わらずのポーカーフェイスで、感情を読み取ることはできない。



「あっ、そうだ! 今日の用事はこれだけですか?」

「まぁ、そうなのだが……個人的に聞きたいことがあってな」



黒瀬は完璧な笑みをさらに深め、わたしたちに向き直す。

少し、不穏な空気を感じた。

心乃花と繋いでいる手を、強く握る。

しかし、表情はなんでもないふうを装った。



「なんですか? 答えられないこともあるかもしれないですけど、たぶん答えます!」

「はは、そうか。では質問だ。君たちは孤児だろう? 自分たちがどこから来たのか、わかるかね?」

「「ん〜、どうだろう!」」
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