双葉に咲いた、ニセモノ双子。
わたしたちは、問いかけた。

もう、復讐が目の前に迫っていると思うと……我慢できなかった。

待っているばかりじゃダメ、たまには攻めに出ないといけない。

すぐそばにいるの、わかっている。

あとは見つけてしまうだけ。



「……そうか、そうだな。君たちが言っているものかどうかは知らないが、それに関連した事件の資料がある」

「わぁ! 本当に?」

「もらってもいいかな?」



小さく首を傾げながら、聞く。

黒瀬は、笑顔を変えずに頷いた。



「やったーっ!!」

「じゃあ持って帰っちゃおう!!」



ホンモノの笑顔で、指されていた資料をカバンに入れる。

ああ、ああ。

勝負に出て良かった。

復讐につながる手がかり。

絶対に見つけ出す。
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