双葉に咲いた、ニセモノ双子。
「……それじゃあわたしたち、帰りますね! 今日はありがとうございました!」

「ありがとうございました!」

「この事件も、わたしたちなりに調べてみますね!」

「「平和のために!」」

「精一杯頑張りますっ!」



明るい笑顔で手を振りながら、扉に向かっていく。

そのまま勢いよく扉を開くと、ドンっと扉になにかがあたる音がした。

扉の裏を見ると、そこにいたのは小鳥遊……

やっぱり盗み聞きしていたか。

まぁ、復讐のための資料をもらえたし、今はそんなこと全然いいけど。



「大丈夫ですかー? 小鳥遊さん!」

「気がつかなくて……ごめんなさい!」

「あー、大丈夫っすよ。なんともないっす。オレがここにいたのが悪いんで」



そう、ならいっか。



「それじゃあ黒瀬さんと小鳥遊さん! また来ますね〜!!」

「この事件も、解決して見せますっ!」



大きく手を振りながら、わたしたちは急ぎ足で帰っていった。









◇◆◇
< 69 / 94 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop