双葉に咲いた、ニセモノ双子。
「……それは?」
「……お母さんの、手帳」
心乃花はそう言って、ぺらりと手帳のページをめくった。
そこに書かれていたのは、ただの日常。
心乃花は、パラパラとページをめくっていく。
そして、ふと手が止まった。
今までとは違って、真っ赤なペンで書かれた文字。
「バケモノたちは、自分で火をつけたくせに火に弱い」や「人の遺体を持って、北の方へ向かっていく」や「バケモノたちはゾンビみたい」「大きなバケモノも、ツギハギの部分は攻撃に弱い」「ノロマだから、足止めしておけばなんとかあの子も逃げられるはず」「大丈夫、わたしは大丈夫」。
そして、最後には……「この手帳を見つけた人へ。わたしの娘を頼みます。大樹の方へ向かったから」と、丁寧に書かれていた。
「……お母さんの、手帳」
心乃花はそう言って、ぺらりと手帳のページをめくった。
そこに書かれていたのは、ただの日常。
心乃花は、パラパラとページをめくっていく。
そして、ふと手が止まった。
今までとは違って、真っ赤なペンで書かれた文字。
「バケモノたちは、自分で火をつけたくせに火に弱い」や「人の遺体を持って、北の方へ向かっていく」や「バケモノたちはゾンビみたい」「大きなバケモノも、ツギハギの部分は攻撃に弱い」「ノロマだから、足止めしておけばなんとかあの子も逃げられるはず」「大丈夫、わたしは大丈夫」。
そして、最後には……「この手帳を見つけた人へ。わたしの娘を頼みます。大樹の方へ向かったから」と、丁寧に書かれていた。