双葉に咲いた、ニセモノ双子。
「……いくよ」

「うん」



もう慣れた黒い道を、歩く。

影の中は、目的地が近くなる。

すぐについてしまった。

嬉しいのか、怖いのか……わからない。



「心乃花」

「なに? 心乃華」

「あいつにも……絶望を、分けてあげましょう」

「……うん」



わたしは頷いた。

今考えるのは、それでいい。

心乃華が、カードを掲げる。

強く、息を吸った。

敵は目の前だ。

心乃花を、終わりにしよう。









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