双葉に咲いた、ニセモノ双子。
久しぶりに、しっかりとした言葉が出てきた。

全部、終わったからなのか。

スラスラと言葉が出てくる。



「心乃花……あんたは、一緒に来てくれる?」

「……うん」



心乃花は、少しだけ口角を上げて頷いた。

閉じた瞳から、少しだけ涙が溢れている。

……気が抜けたのか、それとも。



「……それじゃあぜーんぶ燃やして行っちゃおうか!」

「うんっ、みんなにバイバーイ! だねっ」



これが最後の演技。

ニセモノで、偽りで、疲れてしまう……だけど、ホンモノのわたしたちを隠すことができた。

少しだけ、ホンモノになっている部分もあるのかも……なんて。

演技なのかわからないけれど、口角を上げる。

そのまま、手で拳銃の形を作った。
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