Nocturne of Light~ノクターン オブ ライト~
なにも言わないレオンに対し、
不安そうな表情をするリリィ。

「···ごめんなさい。気味悪い··ですよね」


レオンは少し間をあけ

「それも“調律”の力なのか?」

「それは··わかりません。」
困ったように呟くリリィ。

幼い頃からあった力。

シグナの持つ力なのか、
リリィ自身の持つ力なのか
よく分からなかった。



「··お前も大変なんだな」

「えっ··?」

まさかの言葉に
ポカンとするリリィ。
今まで感情の事を話して
そんな事を言われた事がなかったからだ。



「他人の感情見えるなんて。めんどくせぇだろ、色々。」

その言葉は リリィを
“異質”
と見てるのではなく

ただ、

“普通に大変そうだな”
そんな自然な言葉だった。
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