経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
問い掛けてもいないのに答えてくれた甘いその声に、ついさっきのことを鮮明に思い出す。司の手も、自分の声も。
恐ろしいほど、したい。と思った。いやらしいとか恥ずかしいなんて自分にも司にも思わなかった。沢山したい。すればするほど満たされる。これっていつか舞が言った、もう片方の満足なのかな。
それを予め持っているからそう思うだけで、普通はきっと気持ち良いとか安心するとか、そういう理由になるんだろう。そして今の自分にはその理由もはっきりとある。朝、中途半端に愛された体が不満を訴えている。途中だったからとか、そういう理由ではなく、もっと欲しいと疼く。
しなかったらずっとこのまんまだよ?
「うん…」
頬を染めて震えながら頷いた。その返事に司は嬉しそうに笑う。揶揄うことも茶化すことも無く、それを嬉しいと受け止めて貰えて安心する。
「じゃあ、行こう。荷物を置いてもう一度外に出ても良いし、そのまま閉じこもっても良いし」
同じ様な感覚を言葉で渡してくれる恋人ってどの位いるんだろう。それを混じり気無い感情で受け止めて素直にうんと頷けるこの関係は、きっと普遍的だけど普通じゃない。
そしてあっさりと離れた司を見上げて思う。触れられても離れても、どちらも居心地の良さをくれる人にとって、自分もそんな存在であれば良いのに、と。
恐ろしいほど、したい。と思った。いやらしいとか恥ずかしいなんて自分にも司にも思わなかった。沢山したい。すればするほど満たされる。これっていつか舞が言った、もう片方の満足なのかな。
それを予め持っているからそう思うだけで、普通はきっと気持ち良いとか安心するとか、そういう理由になるんだろう。そして今の自分にはその理由もはっきりとある。朝、中途半端に愛された体が不満を訴えている。途中だったからとか、そういう理由ではなく、もっと欲しいと疼く。
しなかったらずっとこのまんまだよ?
「うん…」
頬を染めて震えながら頷いた。その返事に司は嬉しそうに笑う。揶揄うことも茶化すことも無く、それを嬉しいと受け止めて貰えて安心する。
「じゃあ、行こう。荷物を置いてもう一度外に出ても良いし、そのまま閉じこもっても良いし」
同じ様な感覚を言葉で渡してくれる恋人ってどの位いるんだろう。それを混じり気無い感情で受け止めて素直にうんと頷けるこの関係は、きっと普遍的だけど普通じゃない。
そしてあっさりと離れた司を見上げて思う。触れられても離れても、どちらも居心地の良さをくれる人にとって、自分もそんな存在であれば良いのに、と。