経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
「でも綾ちゃんを困らせたいとは思わないから無理強いはしないよ。それは約束する。だから返事も急かしてない。気持ちを知っておいて欲しいって言っただけ。そこまで聞いているかどうかは知らないけど」
多分、知らないと見越して司はそう言った。確かに綾音からそれは聞いていない。というか、告白されたとしか聞けていない。それ以上は綾音は話さなかった。普段通りではいられないからその理由は白状したけれど、本来なら人にぺらぺら話すことではないと自重したのだろう。それが分かったから、こっちも無理に聞こうとはしなかった。
「…告白したことを第三者に知られても動じない上に、ご丁寧に情報提供までしてくれるなんてありがとうー」
羞恥心とかないのかな。そういう事は慣れっこ? やっぱりそうだよねー。何とか勢いだけは削ぎたくて、舞は司の痛むであろう所を突く。暴走はしないと思うけれど司は強過ぎる。何かあれば足を止めるくらいの力はあるんだと確認しておきたい。そうしないといざという時に綾音を守れない。
「立花には知られると思ってたから別に」
「綾が口が軽いって言いたいの?」
「いや、タイミング的に隠し通せないだろうなって思ってただけ」
「…綾が困るの見越して告白したって事?」
「前提が逆だよ。そっちを優先する訳ないじゃん。告白できるようになったらすぐに伝えようと思ってた。それが昨日だったんだけど、それをしたら立花には知られるだろうなって思っただけだよ」
多分、知らないと見越して司はそう言った。確かに綾音からそれは聞いていない。というか、告白されたとしか聞けていない。それ以上は綾音は話さなかった。普段通りではいられないからその理由は白状したけれど、本来なら人にぺらぺら話すことではないと自重したのだろう。それが分かったから、こっちも無理に聞こうとはしなかった。
「…告白したことを第三者に知られても動じない上に、ご丁寧に情報提供までしてくれるなんてありがとうー」
羞恥心とかないのかな。そういう事は慣れっこ? やっぱりそうだよねー。何とか勢いだけは削ぎたくて、舞は司の痛むであろう所を突く。暴走はしないと思うけれど司は強過ぎる。何かあれば足を止めるくらいの力はあるんだと確認しておきたい。そうしないといざという時に綾音を守れない。
「立花には知られると思ってたから別に」
「綾が口が軽いって言いたいの?」
「いや、タイミング的に隠し通せないだろうなって思ってただけ」
「…綾が困るの見越して告白したって事?」
「前提が逆だよ。そっちを優先する訳ないじゃん。告白できるようになったらすぐに伝えようと思ってた。それが昨日だったんだけど、それをしたら立花には知られるだろうなって思っただけだよ」