経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
「綾ちゃんに目が眩んでいるのは否定しないけど、それだけで進路を変える訳じゃないよ。勘違いで人の株を下げないで欲しいなぁ」
「嘘つけ! あんた証券アナリストになるんでしょ!? 綾は金融系には行く気は無いの! どうやって折り合い付けるつもりよ!」
「俺がやりたいのは分析なの。その内の一つが証券アナリストっていう道だっただけ。分析ができる仕事は他にもある」
「そんなの言い訳だよ! 第一希望を女絡みで変える理由にはならないでしょ!?」
人の人生にここまで口を出すのが正しいかは分からない。けれど言わずにはいられない。何かあったら綾音が傷付いてしまう。
それで綾音が誰かに取られたらどうしてくれるんだと言われる予想はしていた。それならあんたの魅力がそこまでなんだと言い返す準備もできていた。ここで多少揉めても決別してしまったとしても、長い目で見ればこれで良かったんだと思う日が来ると疑わなかった。恋と将来は天秤に載せるものじゃない。
「嘘つけ! あんた証券アナリストになるんでしょ!? 綾は金融系には行く気は無いの! どうやって折り合い付けるつもりよ!」
「俺がやりたいのは分析なの。その内の一つが証券アナリストっていう道だっただけ。分析ができる仕事は他にもある」
「そんなの言い訳だよ! 第一希望を女絡みで変える理由にはならないでしょ!?」
人の人生にここまで口を出すのが正しいかは分からない。けれど言わずにはいられない。何かあったら綾音が傷付いてしまう。
それで綾音が誰かに取られたらどうしてくれるんだと言われる予想はしていた。それならあんたの魅力がそこまでなんだと言い返す準備もできていた。ここで多少揉めても決別してしまったとしても、長い目で見ればこれで良かったんだと思う日が来ると疑わなかった。恋と将来は天秤に載せるものじゃない。