経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
ご飯行こうよ
そうなったラーテルが止まる筈も無く、舞は白旗を揚げ、綾音は何が何だか理解できないまま、良いから良いからと主導権を取られて各々就職活動をした。一人畑の違う舞は結局二人を見守ることもできず、自分もそっちに構っている場合ではないので「健闘を祈る!」と叫んで深くは考えないようにした。これで自分がぽしゃれば、それこそ綾音に負担をかけてしまう。
あの後すぐにインターンの活動や情報収集、研究や卒論準備と、三人は四年の春まで怒濤の日々を過ごした。
その中で少し冷静になった綾音は、ある時司にこう言った。
「司君。あの、司君はちゃんと将来を考えていると思うけど。信じてるけど」
その言葉で司は気付いた。綾音が自分を心配していること。
そして綾音の言葉はそれ以上に嬉しい。そう思うから隠すことなく優しく笑って答えた。
あの後すぐにインターンの活動や情報収集、研究や卒論準備と、三人は四年の春まで怒濤の日々を過ごした。
その中で少し冷静になった綾音は、ある時司にこう言った。
「司君。あの、司君はちゃんと将来を考えていると思うけど。信じてるけど」
その言葉で司は気付いた。綾音が自分を心配していること。
そして綾音の言葉はそれ以上に嬉しい。そう思うから隠すことなく優しく笑って答えた。