経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
「…え?」
綾音の体は強張っている。けれど動けないような恐怖は感じない。やっぱり危ない。このまま押し倒せそうだ。綾音の体は細くて小さい。抵抗も無い。自分も勘違いしてしまいそうになる。
「誘った時には本気でそう思っていても、その場の雰囲気でどうなるか分からないからさ。気を付けて」
ね。と、呟いて綾音を放した。綾音の素直さは危うい。それを自分は好ましいと思うけれど、他の男がどう思うか分からない。自分には好ましいからこそ、それが綾音の足を引っ張らなければ良いと思う。
一方、そう言われた綾音は混乱したようにこう言った。
「え? い、行かない。そんな事言われても、怖いし、絶対行かない。そんな事しない。しない。…けど、何で今、そんな事言うの? え? ここに来たから? 司君は彼氏さんだから良いんだよね? …駄目なの? でも、司君もそう思って誘ってくれたんだよね?」
泣きそうな顔をしてそう言った綾音に司も混乱する。
「来るのが駄目なんじゃなくて。俺は、来てくれて嬉しかったよ。でも、その場の勢いで何かあったら後悔するところには行っちゃ駄目。綾ちゃんには傷付いて欲しくない」
「え? でも、そうなるのは仕方な? な、なくない? そ、そういう事は、だ、だって付き合っているのに何もしたくないなんて、お、思わない、よね? 変?」
あわあわあわ。と、更に混乱する綾音に司も更に混乱する。
綾音の体は強張っている。けれど動けないような恐怖は感じない。やっぱり危ない。このまま押し倒せそうだ。綾音の体は細くて小さい。抵抗も無い。自分も勘違いしてしまいそうになる。
「誘った時には本気でそう思っていても、その場の雰囲気でどうなるか分からないからさ。気を付けて」
ね。と、呟いて綾音を放した。綾音の素直さは危うい。それを自分は好ましいと思うけれど、他の男がどう思うか分からない。自分には好ましいからこそ、それが綾音の足を引っ張らなければ良いと思う。
一方、そう言われた綾音は混乱したようにこう言った。
「え? い、行かない。そんな事言われても、怖いし、絶対行かない。そんな事しない。しない。…けど、何で今、そんな事言うの? え? ここに来たから? 司君は彼氏さんだから良いんだよね? …駄目なの? でも、司君もそう思って誘ってくれたんだよね?」
泣きそうな顔をしてそう言った綾音に司も混乱する。
「来るのが駄目なんじゃなくて。俺は、来てくれて嬉しかったよ。でも、その場の勢いで何かあったら後悔するところには行っちゃ駄目。綾ちゃんには傷付いて欲しくない」
「え? でも、そうなるのは仕方な? な、なくない? そ、そういう事は、だ、だって付き合っているのに何もしたくないなんて、お、思わない、よね? 変?」
あわあわあわ。と、更に混乱する綾音に司も更に混乱する。