経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
上司からのプレゼント
それから約一週間経った金曜日の夜。
「綾ちゃん。ねえねえ」
通話が繫がった途端に司は言った。何だか楽しそう。
毎日声は聞いているけれど、平日は二人とも仕事で疲れているし、帰る時間もまちまちなのでなかなか会えない。その内余裕ができたら会社帰りにご飯とか行きたいねと話していた。明日は土曜日だから会う予定。
「どうしたの?」
何か良いことあったのかな? と思った綾音の声も少し弾んだ。
「上司からテーマパークのチケット貰ったんだけどさ。一緒に行かない?」
「え? すごーい! そんなもの貰えるの?」
まだ七月半ばだ。本当に働き始めたばかりと言っても良いのにそんなものを貰えるなんて、役員の近くって凄いんだなと綾音は思った。聞いたら誰でも知っている、チケットを取るのも大変な夢のテーマパークだ。
「色々貰うんだけど自分は使わないから上げるよって。フリーパスもホテルも込みのチケットだって言ってた」
「え? ホテルまで? 凄いチケットだね」
「俺もびっくりした」
多分、苦笑いでもしてるのであろう司の声が聞こえてくる。
「綾ちゃん。ねえねえ」
通話が繫がった途端に司は言った。何だか楽しそう。
毎日声は聞いているけれど、平日は二人とも仕事で疲れているし、帰る時間もまちまちなのでなかなか会えない。その内余裕ができたら会社帰りにご飯とか行きたいねと話していた。明日は土曜日だから会う予定。
「どうしたの?」
何か良いことあったのかな? と思った綾音の声も少し弾んだ。
「上司からテーマパークのチケット貰ったんだけどさ。一緒に行かない?」
「え? すごーい! そんなもの貰えるの?」
まだ七月半ばだ。本当に働き始めたばかりと言っても良いのにそんなものを貰えるなんて、役員の近くって凄いんだなと綾音は思った。聞いたら誰でも知っている、チケットを取るのも大変な夢のテーマパークだ。
「色々貰うんだけど自分は使わないから上げるよって。フリーパスもホテルも込みのチケットだって言ってた」
「え? ホテルまで? 凄いチケットだね」
「俺もびっくりした」
多分、苦笑いでもしてるのであろう司の声が聞こえてくる。