Automatic Love
昼休憩、遠藤さんは屋上へと私を誘った。
「先に行ってベンチ席を確保しといてくれる?」と言われていた為、屋上に出ると貸し切り状態の屋上で、ベンチに1人ポツンと座っていた私。
15分ほどして彼女は現れた。その手にはコンビニの袋が握られていた。
「―――仮想彼氏……?」
ベンチに2人で腰掛け、そう呟いて聞き返した私に、遠藤さんは頷いていた。
互いにサンドイッチを食べながら話す。この度の昼食は彼女の奢りだ。
遠藤さんは近くで見ると、普段見ている彼女より更に美人に見えた。
肌は毛穴レスで、まるで補正したようにメイクがなされている。
遠藤さんは、にこりと笑む。
「そう。私も今利用してるんだけどね?アンドロイドロボットの彼氏がいるの」
アンドロイド、と私は呟く。
「胡散臭いと思った?今」
心を見透かされたような言葉を即座に返され、私はたじろぐ。
あ、いえ…と答えると、彼女はクスクスと笑った。
「私も初めはそうだった」
彼女の話によれば、交際している彼氏がロボットなのだという。
あの付箋にメモしていたのはその製造元の連絡先だったそう。
遠藤さんは、ふと脇に置いていたらしいスマホを手に取ると、画面をいくらかタップして私に見せる。
「これ」
画面を覗き込むと、私は瞬く。
画面には、全て英語が表示されていた。
『ANDROID』『BRITISH』と見慣れない単語が羅列しており、目がチカチカする。
「1年前に私も利用始めたんだけどね?本物の彼氏みたいにとっても自然なの」
「先に行ってベンチ席を確保しといてくれる?」と言われていた為、屋上に出ると貸し切り状態の屋上で、ベンチに1人ポツンと座っていた私。
15分ほどして彼女は現れた。その手にはコンビニの袋が握られていた。
「―――仮想彼氏……?」
ベンチに2人で腰掛け、そう呟いて聞き返した私に、遠藤さんは頷いていた。
互いにサンドイッチを食べながら話す。この度の昼食は彼女の奢りだ。
遠藤さんは近くで見ると、普段見ている彼女より更に美人に見えた。
肌は毛穴レスで、まるで補正したようにメイクがなされている。
遠藤さんは、にこりと笑む。
「そう。私も今利用してるんだけどね?アンドロイドロボットの彼氏がいるの」
アンドロイド、と私は呟く。
「胡散臭いと思った?今」
心を見透かされたような言葉を即座に返され、私はたじろぐ。
あ、いえ…と答えると、彼女はクスクスと笑った。
「私も初めはそうだった」
彼女の話によれば、交際している彼氏がロボットなのだという。
あの付箋にメモしていたのはその製造元の連絡先だったそう。
遠藤さんは、ふと脇に置いていたらしいスマホを手に取ると、画面をいくらかタップして私に見せる。
「これ」
画面を覗き込むと、私は瞬く。
画面には、全て英語が表示されていた。
『ANDROID』『BRITISH』と見慣れない単語が羅列しており、目がチカチカする。
「1年前に私も利用始めたんだけどね?本物の彼氏みたいにとっても自然なの」