Automatic Love
この日もまた仕事から帰宅してから、小さなダイニングのテーブル席に腰掛け、ネットニュースをスマホで読みつつ黙々と夕食を食していた。
夜9時前。
インターホンが鳴って、私は時計を見やった。
―――こんな時間に宅配物?何だろう。何か頼んだっけ?
箸を置くと椅子から腰を上げた。
「はいはい…」
急いで玄関口へと駆けていくと、玄関の扉の鍵を解除して押し開ける。
ステンレス系の金属の音を立て開いたドアの向こうには、『みかわ運送』のスタッフが立っていた。
「すみません!みかわ運送でーす」
快活な声と共に30代の男性スタッフが、少しだけ息を切らしてそう口にする。グリーンカラーの制服を着た彼は、自身の横に向かって「そっち持って」とボヤく。
瞬いて思わず私がその先を覗き込むと、もう1人スタッフが立っているのが見える。
「ちょっと大型の荷物なんですが…よろしいですかね?失礼します」
スタスタと壁の脇へと体を避けると、彼らは荷物を玄関口から運び込んだ。
冷蔵庫にも引けを取らない大きさのソレを、彼らは重そうに玄関口の上段へと置いた。
その荷物の大きさに私は思わず目を丸くする。
よいしょ、と声を一つ残すと、1人が「ありがとうございましたー」と言い残して帰って行く。
「こちらに受け取りのサインを頂けますか?」
残ったスタッフの男性に、私は思わず聞き返す。
「これ……中身何ですか?」
え、と彼はキョトンとした。
「え……“British”…イギリスのメーカーの取り寄せ商品みたいですけど…心当たりないですか?」
私はその瞬間、口をパクっと大きく開いた。
夜9時前。
インターホンが鳴って、私は時計を見やった。
―――こんな時間に宅配物?何だろう。何か頼んだっけ?
箸を置くと椅子から腰を上げた。
「はいはい…」
急いで玄関口へと駆けていくと、玄関の扉の鍵を解除して押し開ける。
ステンレス系の金属の音を立て開いたドアの向こうには、『みかわ運送』のスタッフが立っていた。
「すみません!みかわ運送でーす」
快活な声と共に30代の男性スタッフが、少しだけ息を切らしてそう口にする。グリーンカラーの制服を着た彼は、自身の横に向かって「そっち持って」とボヤく。
瞬いて思わず私がその先を覗き込むと、もう1人スタッフが立っているのが見える。
「ちょっと大型の荷物なんですが…よろしいですかね?失礼します」
スタスタと壁の脇へと体を避けると、彼らは荷物を玄関口から運び込んだ。
冷蔵庫にも引けを取らない大きさのソレを、彼らは重そうに玄関口の上段へと置いた。
その荷物の大きさに私は思わず目を丸くする。
よいしょ、と声を一つ残すと、1人が「ありがとうございましたー」と言い残して帰って行く。
「こちらに受け取りのサインを頂けますか?」
残ったスタッフの男性に、私は思わず聞き返す。
「これ……中身何ですか?」
え、と彼はキョトンとした。
「え……“British”…イギリスのメーカーの取り寄せ商品みたいですけど…心当たりないですか?」
私はその瞬間、口をパクっと大きく開いた。