同じ家なのに君は遠い
天音が戸惑っている間に、ミルクティーが落ちてくる。

遥斗はそれを取って、そのまま天音へ渡した。

指先が少し触れる。

その瞬間。

天音の肩がびくっと揺れた。

遥斗が小さく目を細める。

「……意識しすぎ」

低い声。

完全にからかわれている。

天音は顔を真っ赤にした。
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