同じ家なのに君は遠い
天音は思わず遥斗を見る。


遥斗は前を向いたままだった。


その横顔が少しだけ楽しそうに見えて、余計に悔しい。


「……からかわないでください」


小さく言うと、遥斗は少しだけ間を空けたあと呟いた。
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