同じ家なのに君は遠い
認めたくなかったのに。

学校でも落ち着かなかった。

廊下ですれ違うだけで意識してしまう。

声を聞くだけで反応してしまう。

しかも遥斗は前より距離が近い。

昼休み。

天音が自販機の前でジュースを選んでいると、後ろから声がした。

「何飲む」

振り返る。

遥斗だった。
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