DEAR.-モテるとか聞いてない!-

メッセージが来る。


<たく来るってさ>
<すぐ行く>


5分もしないうちに2人が迎えにやってきた。


「おう、これかプリント…玲央もなかなか大変だな」


木本くんが驚いていたが、宮地くんがそれを軽々手に取って、


「バス停向かうぞ」


と言う。

バス停までは5分くらい。

バスは少し混んでいた。

フラついて、宮地くんに抱き締められるように支えられる。

キュンとしちゃうじゃん。


目的地に着くと、フードコートはなかなか混んでいる。


「俺が4人席取っておくから、2人で買ってこい。光宗、俺はいつものな」

「おう」


親友って感じだ。


「私どうしようかなぁ」

「髙野のは、俺が出す」

「へ?いいよ、別に」

「払いたいから。遠慮すんな」

「ありがと」


ありがたく奢っていただき…お腹いっぱい食べる。


「俺トイレ行くわ」

「あ、私も」

「じゃあ光宗のプリント持つわ」


という感じで、出てくると、木本くんの姿がない。


「たくは?」

「分かんない」

「フラフラどっか行くなよなぁ…」


宮地くんは木本くんに電話をかける。


「お前今どこいんの」

「迷子見つけたから、迷子センター連れて行ったら、たまたま来てた清野に絡まれてる」

「迷子センターの近くでか?」

「うん」


私達は迷子センターに向かう。

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