DEAR.
てか、泊まり?!
「泊まりですか…玲央と?」
「ダメだった?」
「仮にも、好き同士…」
「まだ中学1年生なのに、何考えてるのかな?」
「いや…玲央だから」
危険なニオイしかしない。
「お母さんに連絡しなきゃ」
<病院に泊まることになった>
と、メッセージを送った。
「寝る時は、予備で置いてある俺の室内着、着なよ」
「うん」
「それから俺が抱き締めて寝るから、2重に包まれるね」
「そうだねー」
「棒読みやめてよ」
玲央は笑った。
夜ご飯は、保存食。
私も玲央と同じ物。
調理室が使えないんだろう。
2人で駄弁っていると、就寝時間になる。
21時消灯。
眠れるわけがない。
いつもこんな時間帯に寝ないし、隣には玲央がいる。
壁越しでしか隣で寝たことない。
「窓際に立たれても、夜中怖いだけなんだけど」
「玲央と一緒のベッドなんだもん」
「嫌?」
「落ち着かない…じゃん」
「はいはい、とりあえずおいで」
布団を開けてくる。
私は渋々入る。
至近距離の玲央も、何のケアをしたらそうなる?ってくらい、毛穴は目立たないしツルツル美肌。
ムカつくくらい端正な顔立ちしてさ。
ここは個室っていう密室だからいいけど、外で隣なんか歩けないよ。
私は平凡だから。