想いはきっと痛くない
雑談をしながら進めていくと、あっという間に十分たったらしく、チャイムが鳴った。


「あ、終わりだ。手伝ってくれてありがとう!」

「ん、じゃ、先生来るかもだし俺行くな」

「うん、じゃあまた後でね」


ひらひら手を振って出て行く。

なんか、初めの頃を思い出した。あの頃は戸惑ってたなぁ。


帰りのHRまではまだ時間があるので、終わるまでのんびり過ごすことにした。

先生に事前にもらったパンフレットを見る。

私のクラスはお化けマークが書かれて「青凪高校妖世界」とフォントまで怖く書かれていた。

割とそのままだなぁとは思ったけど、藤堂くんがこの間「割とみんな本気で作ってる」と言っていたのを思い出して、怖いのかな。と一人考えた。


「明日は、来るもんね。明後日は、ほんとどうしよっかなぁ」


目の前に置かれた、少し不格好な鶴を突いた。

ほんと、苦手みたいだなぁ。


「意外」
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