雛祭りの運命 第二章



「で、行きたいところっていうのは?」

「これからだからちょっと待ってて。」

お兄ちゃんは首を傾げていた。
まあこれからわかるから。
今日は2月3日。
去年きりが来てくれた日だ。
きっとこの日だったら来てくれるはず…。
お願いっ!


✿°✧*………♥………*✧✿


数時間待ってもきりは来なかった。
やっぱり来ないのかなぁ。

「おい。さっきから何待ってるんだ…?もう3時間も経っちまったよ。どっかいかね?」

そうだなぁ。
行こうかな。
でもその間に来ちゃったら…。

「ごめん。私は私の部屋にいる。………カードゲームでもする?」

「そうだな。」

私はゲームが入っている箱を見た。
トランプやUNOなどが入っている。
やりたいカードゲームは特になかった。

「カルタやる?」

「二人でしょ。」

「じゃあババ抜きとか。」

「二人でしょ。」

「じゃあ何するんだよ~。」

え…?
アイデア少なすぎないか…。
まあお兄ちゃんなりに考えたんだろうな。


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