令嬢ランキング、一位になってみせます!
「『令嬢ランキング』で求婚されて、長年の歴史で断ったのは、この僕が最初だということになってしまうからね。今年リゼルが序列五位に入り僕に求婚してくれれば、そういう話も薄まるかも知れないし……」

「あ……そうね。そうだったわ……」

 私だってそれが原因で、アイリーン様とエドワードが結婚すると思い込んでいたのだ。今までに断られた例が、これまでにひとつもないからと。

「アイリーンには悪いことをしてしまったけれど、僕は幼い頃からリゼルと結婚すると決めてしまっているから……彼女には申し訳ないけど、長い歴史の中で初めて断ったという汚名なら僕がいくらでも被るよ」

 別にそれはエドワードが気に病むような話ではないのかもしれないけれど、これまで全員が求婚されて受けているのは事実なので、気にしてしまう理由も私はわかる。

「エドワード……私、色々反省したの。これまでの事」

 私が話を切り出せば、エドワードは不思議そうに首を傾げていた。

「リゼル?」

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