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24 仲直り

「……キャスティン!」

「リゼル? あら。なんだか……久しぶりね」

 名前を呼んで振り返ったキャスティンは、私の顔を見て挨拶はしたものの、居心地悪そうな表情になった。

 あの時、私は彼女に気遣いの出来ていない言葉を掛けてしまったし、こういう態度を取られても仕方はないと思いつつも、何の屈託もない対応を知っているだけに切ない思いだった。

 謝る……勇気を、出さなければ。許して貰えるかはわからないけれど、私がいけなかったのだから。

 私はとある夜会にキャスティンが来ると先んじて聞いていたので、彼女にとある頼み事をしに来た。

 エドワードは私と長い付き合いがあり好みを熟知したキャスティンの協力は不可欠だと言っていたし、仲直りする良い機会(チャンス)だとも言っていた。

 エドワードって凄い。私が思いも付かないような手を思いついた上に、喧嘩した友人との仲直りの機会も与えてくれるのだもの。

「あの、実は困っていることがあって……キャスティンがもし良ければ、手伝って欲しいことがあるの」

「え? まあ……リゼル。何があったの?」

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