令嬢ランキング、一位になってみせます!
 幼い頃から一緒に居たエドワードは、いつも私を助けてくれる。もし、困っているなと思えば駆けつけてくれて、何があったかと聞いてくれる。

 今回のことだって、すぐに良い案が思いつきましたという顔をしているけれど、『美貌』の審査、国民投票で打ち勝つためにはどうしたら良いかと、私のために考えてくれていたはずだ。

 ……それって、エドワードが私の事が好きだから、出来るだけの事をしてくれているだけだった。

 これまでは、近くに居過ぎて、当たり前過ぎて、気がつかなかった。エドワードは私のことを、裏切らずに、ずっと傍に居て好きで居てくれたと言うのに。

「うん。きっと……全力で頑張ったら、楽しいよ。リゼル……せっかくだから、楽しもうよ。せっかく参加したんだからさ」

「……そういえば、エドワード。レヴィンに聞いたのだけど」

「レヴィン殿下に? 何を?」

 レヴィンと話したというのが気に食わなかったのか表情を険しくしたエドワードに、私はにっこり微笑んで頷いた。

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