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「ありがとう……エドワード。これまで着たことない感じだから不安だけど……そう言ってくれて、安心出来たわ」

 エドワードは何を言い出すのかと、言わんばかりに顔を顰めて言った。

「……あのね。リゼルは可愛い系の方が、絶対に似合うから。元々持っている雰囲気がアイリーンとは正反対で全然違うんだよ。だから、これまでにも僕はずっと言っていたんだ。リゼルは可愛いのに、似合わない大人っぽいドレスを着ているから」

「だから、似合わないって言っていたのね。意地悪かと思っていたわ」

「ずいぶんとひどい事を言うね。そんな訳はないのに」

「……ありがとう。エドワード」

 苦笑した私は自分でも服を選ぶセンスはないと思うけれど、エドワードはセンスが良く着ている服もお洒落だし、そんな彼にこうして褒めて貰えるならば、この格好は間違いないだろうという確信は持てた。

 今日は数え切れないほどの目に晒されることになるし、それでも大丈夫だろうと思える。

 エドワードの言葉は魔法のよう。私にとっては、自信や嬉しさをくれる魔法使いだった。

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