令嬢ランキング、一位になってみせます!
 序列五位というと、求婚権を得ることが出来たのだ。私はほっとしてエドワードの居る方向を見た。

 彼は王太子の傍付だから同じ壇上に居て、目が合うと嬉しそうに微笑んでいた。

 良かった! 目標だった首位になることは出来なかったけれど、これで目的を果たすことは出来そう。

 すぐ近くには第二王子レヴィンが居て、王太子と彼の容姿は良く似ていた。私が王太子殿下に求婚すると言ったことを、あの時に笑った理由が良くわかるような気がする。

 ……今の私に出せる全力が出せて、本当に良かったと思う。今思うと楽しかったし、エドワードとの誤解があって苦しかったことも確かだけれど、それでも『令嬢ランキング』に参加して良かった。

 ちなみに今年の首位はなんと、シャーリー・ブロア伯爵令嬢だった!

 シャーリー様はこれまで良い成績だったし、上位陣には順位のバラつきがあって、彼女が『品格』の首位であったのだ。

 となると、この後の展開は容易に想像出来る。

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