令嬢ランキング、一位になってみせます!
置き場所に困ったお母様から慈善院のバザーで売って売り上げを寄付することを提案されて、そこで手伝いに来ていたキャスティンと知り合い、彼女に編みぐるみの作り方を教えることになった。
今では私と珍しい毛糸の話を付き合ってくれる、良い友人だった。
「こういった社交の場が嫌いなリゼルが、お洒落して夜会に出て来るなんて、明日の朝はお日様が反対の方角から出て来るのではないかしら」
キャスティンが驚いたとしても、無理はない。私は彼女がどれだけ誘ってくれたとしても、これまでにお茶会にも夜会にも出て来ることはなかったからだ。
「そうなの。実は私……『令嬢ランキング』に参加しようと思っているのよ」
声を潜めて言った言葉に、キャスティンは目を見開いて驚いていた。
「まあ! リゼル……そうなの」
私はこの時に、少しだけ緊張していた。
キャスティンからこんな私が出ても無駄に終わってしまうだろうし、止めた方が良いと言い出すかもしれないと、悪い想像をしてしまったからだ。
「私には、出来ないことだわ。凄いわ。リゼル。応援するから、頑張ってね」
「キャスティン……本当にありがとう」
今では私と珍しい毛糸の話を付き合ってくれる、良い友人だった。
「こういった社交の場が嫌いなリゼルが、お洒落して夜会に出て来るなんて、明日の朝はお日様が反対の方角から出て来るのではないかしら」
キャスティンが驚いたとしても、無理はない。私は彼女がどれだけ誘ってくれたとしても、これまでにお茶会にも夜会にも出て来ることはなかったからだ。
「そうなの。実は私……『令嬢ランキング』に参加しようと思っているのよ」
声を潜めて言った言葉に、キャスティンは目を見開いて驚いていた。
「まあ! リゼル……そうなの」
私はこの時に、少しだけ緊張していた。
キャスティンからこんな私が出ても無駄に終わってしまうだろうし、止めた方が良いと言い出すかもしれないと、悪い想像をしてしまったからだ。
「私には、出来ないことだわ。凄いわ。リゼル。応援するから、頑張ってね」
「キャスティン……本当にありがとう」